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Part 1 — iSCSI Chapter 1-3 lesson_03

ストレージサーバを見つける

コマンド1本で「ネットワーク上のディスク提供サーバ」を探し出す手順を学びます

🎯
このレッスンでできるようになること
あなたの VM(クライアント)から、ネットワーク上にあるストレージサーバ(ディスクを提供する VM)に「そこにいますか?」と問い合わせ、接続先の情報を取得できるようになります。
この操作は、iSCSI でディスクを使う最初の必須ステップです。これが通らないと、次のログイン・マウントに進めません。
受講者 VM あなたのVM(クライアント) 192.168.1.100 TCP/IP port 3260 ストレージサーバ VM ディスクを提供する側 192.168.1.201 「ストレージサーバはいますか?」 「います。接続名はこれです」 iqn.2024-01.local:storage 接続名(IQN)を取得 ✓
フェーズ -/3
このコマンドは、あなたの VM から指定した IP アドレスのサーバに向かって「ディスクを提供できますか?」と問い合わせます。サーバが応答すると、接続に必要な名前(IQN)が返ってきます。IQN とは「このストレージサーバの固有ID」のようなものです。次のステップでこの ID を使って実際に接続します。
receiver-vm — bash
$ sudo iscsiadm -m discovery -t sendtargets -p 192.168.1.201
パラメータ意味
-m discovery 「サーバを探す」モードで動かす指定。他のモードには「接続する(node)」「状態確認(session)」などがある
-t sendtargets 問い合わせ方式の指定。「ディスクを提供できるサーバを教えて」と一括で聞く標準的な方式
-p 192.168.1.201 問い合わせ先のIPアドレス。ここにストレージサーバVMのIPを指定する。ポート番号(3260)は省略可能
成功すると接続名(IQN)(例:iqn.2024-01.local:storage)と接続先 IP が返ってきます。この接続名を使って次のステップ「ログイン(実際に繋ぐ)」に進みます。

Guacamole からあなたの VM に接続して、下のコマンドを実行してください

ストレージサーバ(192.168.1.201)に「ディスクを提供できますか?」と問い合わせます

receiver-vm — bash
$ sudo iscsiadm -m discovery -t sendtargets -p 192.168.1.201
192.168.1.201:3260,1 iqn.2024-01.local:storage-target
BEFORE — Discovery 前
Target: 不明
IQN: なし
接続: 不可
AFTER — Discovery 後
Target: 192.168.1.201:3260
IQN: iqn.2024-01.local:storage-target
/etc/iscsi/nodes/ に記録済み
取得した接続名(IQN)は /etc/iscsi/nodes/ フォルダに自動保存されます。次のステップでこの接続名を使って iscsiadm -m node --login を実行すると、ストレージサーバのディスクが/dev/sdb としてあなたの VM から使える状態になります。
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Chapter 1-4 — ログインして /dev/sdb として認識させる
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