Course Overview

自宅サーバで本物のインフラ
動かしながら学ぶ

クラウドのシミュレータではなく、実際の物理サーバ上でストレージ・ネットワーク・仮想化を操作するコースです。「コマンドを打ったら本当に何かが変わる」体験を通して、インフラの仕組みを体で覚えていきます。

実機操作 ブラウザだけで完結 環境構築不要 全16章 / 推定30〜40時間 前提:Linux基礎コマンドのみ

インフラエンジニアとはどんな仕事か

🖥️
サーバーエンジニア
OSのセットアップ・ミドルウェア管理・障害対応。日常作業の中心はLinuxのコマンド操作。
← このコースの中心
🌐
ネットワークエンジニア
ルーター・スイッチの設定、VLAN設計、障害切り分け。L2/L3の知識が必須。
← Part 2 で体験
💾
ストレージエンジニア
SAN/NASの設計・運用、LUN割り当て、バックアップ設計。サーバーエンジニアと兼務することが多い。
← Part 1 で体験
☁️
クラウドエンジニア
AWS・GCP・Azureの設計・構築・運用。オンプレの知識が土台になる。
このコースが土台に
🔒
セキュリティエンジニア
脆弱性診断・権限設計・インシデント対応。OS・NW・ストレージ全域の知識が必要。
権限設計は Part 3 で
⚙️
SRE / DevOps
インフラの自動化・監視・信頼性向上。サーバー・NW・ストレージを横断的に扱う。
監視は Part 3 で
📋 サーバーエンジニアの日常作業イメージ
1
サーバーにログイン
SSH でサーバーに接続。ここからすべての作業はLinuxコマンド操作
2
OS・ミドルウェアの操作
プロセス確認・ログ調査・設定変更など。作業時間の大半がここ。
3
ストレージの操作 ← このコースで学ぶ
ディスクの追加・マウント・容量拡張・LUN割り当て。OSの操作と一体で行われる。サーバーが止まる障害の多くがストレージ絡み。
4
ネットワークの確認・設定 ← このコースで学ぶ
IPアドレス・ルーティング・VLANの確認。ストレージもネットワーク経由で繋がっているため、切り離せない知識。
💡
ストレージをLinuxから操作するのは、サーバーエンジニアの基本スキルです。クラウドでも「EBSをマウントする」「NFSを設定する」など同じ概念が出てきます。実機でコマンドを打って体で覚えた知識は、クラウドでも現場でも直接使えます。

このコースを終えるとできること

💾
ネットワーク越しにディスクを使うiSCSI でサーバのディスクをネットワーク経由でマウントし、読み書きできる
🌐
Linux で L2/L3 ネットワークを作る仮想スイッチ・ルータを Linux で構築し、VLAN・ルーティングを設定できる
🔧
障害を自分で再現・切り分ける意図的に遅延やパケットロスを起こし、原因を特定して復旧できる
🖥️
仮想化基盤の権限設計を理解するProxmox の権限モデルでユーザーを分離し、クラウド IAM との共通点を理解できる

学習環境の全体像

あなたの ブラウザ HTTPS Cloudflare Tunnel HP ML30 Gen10(Proxmox) Guacamole VM SSH/VNC 踏み台 あなたの VM Ubuntu 22.04 iSCSI ストレージ サーバ VM targetcli NW 演習 VM 物理 ストレージ LVM / HDD

このコースを始める前に知っておくこと

コンピュータが ハードディスク(HDD)
ハードディスク(HDD)とは
データを記録する部品。コンピュータの「引き出し」のようなもので、ファイルやOSを保存しておく。電源を切ってもデータが消えない。
を使うには、「どう命令を送るか」という共通のルールが必要です。そのルールが SCSI(スカジー)
SCSI とは
コンピュータとディスクの間で命令をやり取りするための通信規格。「読み込め」「書き込め」などの命令を標準化したもの。1980年代から使われている歴史ある規格。
です。
🖥️
コンピュータ
「読み込め」と命令
SCSI命令
💾
ハードディスク
命令を受けてデータを返す
もともと SCSI はケーブルで直接繋ぐ方式でした。これを「ケーブルの代わりにネットワークで繋げるようにしたもの」が iSCSI(アイスカジー)
iSCSI とは
「internet SCSI」の略。SCSI命令をTCP/IPネットワーク上で送れるようにした規格。離れた場所にあるディスクをまるでローカルに繋がっているかのように使える。
です。命令の中身(SCSI)は同じまま、届け方だけがネットワークになりました。
🖥️
あなたの VM
「読み込め」と命令
TCP/IPネットワーク経由
🗄️
ストレージサーバ VM
命令を受けてデータを返す
💡
このコースのゴールは、ケーブルなしでネットワーク越しにディスクを操作することです。あなたの VM から見ると、離れたサーバのディスクが「自分のパソコンに直接繋がっているディスク」と同じように見えます。

まずはブラウザからサーバへのログイン方法から始めましょう

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